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第15回県北地区・長崎障がい者司法福祉勉強会に参加しました。

九州北部での豪雨災害により,甚大な被害が生じております。
被災者の方には心よりお見舞い申し上げます。
大雨はまだまだ続いており、予断を許さない状況です。
皆様、お気をつけください。

2017年7月7日(金)に、第15回県北地区・長崎障がい者司法福祉勉強会に参加しました。

障がい者支援の拡充に向けて、行政・福祉関係者が弁護士の業務を理解し、
弁護士が行政・福祉関係者の業務を理解し、合わせて、顔の見える関係を構築することによって、
弁護士と行政・福祉関係者との連携関係を強化することを目的とした勉強会で、
当事務所の竹口弁護士が取りまとめを行っています。

20170707-1.jpg

当事務所では、竹口弁護士・奥本弁護士・廣田弁護士、事務局2名が参加しました。
今回は約30名の参加でした。
4つにグループ分けをして、意見交換を行いました。

今回の仮想事例は「高齢の父親と障がいを有する子の二人家族への対応」というテーマでしたが、
今回も福祉関係者・弁護士より、大変貴重な意見を聴くことができました。

90代になる高齢の父親と、不安障害・発達障害の疑いのある60代の息子さんの事例でした。
息子さんは自宅にこもり気味で、偏食があり、慣れない他者への接触を嫌がる、異常がないのに救急搬送を繰り返すといった問題がありました。
父親が亡くなり、息子さんが1人になった時のことを考え、福祉関係者や弁護士がどのように関わっていけるかについて活発に意見交換がなされました。

私はこの事例を読んだ時に、息子さんにはできないこと、苦手なことが多すぎる…。
父親が亡くなったら、とても1人暮らしはできるはずがない、本人は自宅で暮らすことを望んでいるが、1人暮らしはハードルが高すぎる。
後見制度を利用しつつ、施設に入るべきだと思いました。
今回は後見制度の利用と施設入所について意見交換がされるだろうと思っていたのですが…。

実際はそうではありませんでした。
福祉関係者・弁護士ともに、後見制度の利用とか、施設入所などの話になる前に、
本人ができること、できないことを明らかにして、本人の希望(自宅で過ごしたい)をどのように叶えていけるかについての意見交換が中心でした。

今回は4グループに分かれての意見交換でしたが、
どのグループも、本人の希望を一番に考えた結論を発表されていました。
私のように本人のできないことに対する解決方法という視点ではなく、
まずはできることを見つけて活かしていこうという視点からの意見発表でした。

私は成年後見担当をしています。
成年後見担当になってから1年半がたちますが、まだまだ全然わかっていなかったんだと痛感させられました。
成年後見制度の趣旨を『本人の保護』という観点からしか捉えていませんでした。
ノーマライゼーション、自己決定権の尊重、残存能力の活用』という点で理解不足でした。
理屈ではわかっていたつもりでも、それを実務として結び付けていくことができていなかったと、
今回の勉強会で反省されられました。

福祉勉強会は私は5回目の参加です。
福祉関係者・弁護士の専門的な勉強会ですが、事務局の私にとっても、吸収できる部分がたくさんあります。
このような勉強会に参加させてもらえることを本当にありがたいと感じています。
今回もたくさんの方に参加いただき、ありがとうございました。

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