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2019年6月21日(金)に、第25回県北地区・長崎障がい者司法福祉勉強会に参加しました。

2019年6月21日(金)に、第25回県北地区・長崎障がい者司法福祉勉強会に参加しました。

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障がい者支援の拡充に向けて、行政・福祉関係者が弁護士の業務を理解し、
弁護士が行政・福祉関係者の業務を理解し、合わせて、顔の見える関係を構築することによって、
弁護士と行政・福祉関係者との連携関係を強化することを目的とした勉強会で、
当事務所の竹口弁護士が取りまとめを行っています。

当事務所では、竹口弁護士・松本弁護士、事務局2名が参加しました。
今回は約35名に参加をしていただき、4グループに分けて意見を交換することができました。

今回の仮想事例は「在宅生活をしている高齢者女性とその家族」というテーマでした。
高齢者女性のAさんとその家族がそれぞれ問題を抱えながら生活をしているという仮想事例です。

家族(Aさん・長男・長男の嫁・孫3人(専門学校生・高校生・中学生))
Aさんの次男は他界(次男の嫁は別の街に居住)
●Aさん(女性・75歳)脳梗塞後遺症(左半身まひ)で寝たきりの生活。入院費の未払いが増えたため現在は在宅介護。
●長男は会社が倒産し多額の借金を抱え他県に出稼ぎに出ている。借金を完済したらまた事業を起こしたいと思っている。
●長男の嫁は以前精神科に入院したことがあり、どこからかお金を借りているようだ。自宅ではほぼ裸でいることもある。
●中学生の孫はあまり学校に行かず、平日の昼間も自宅にいる。

Aさんの介護は長男の嫁が担当しているが、Aさんの衣服・寝具は排泄で汚れており、ベッド上にはいつの食事のものかわからないお弁当の容器等がそのまま散らかっている状態。
心配したケアマネジャーが長男の嫁に様子を伺うが、大丈夫です。私がやれます。との返答。
しかし、別の日には介護保険サービスの枠を超えるような実費のサービス依頼があり、各利用料の滞納が少しづつ増えている。
長男はAさんや子どものことについては、嫁にしっかりして欲しいと思っている。

この事例についてグループ内で話し合ったあと、グループ内で福祉関係者・弁護士それぞれ1名の代表者を選び発表を行いました。
福祉関係者からは専門家の観点からそれぞれの家族の問題点と解決方法についての意見が出され、大変勉強になりました。
4グループのどの弁護士からも法的な解決方法の提案がありましたが、前提として福祉関係者の力がないと解決に導くのは難しい事例だと感じました。

今回の仮想事例について最後に作成者がお話をされましたが、実際に解決に導いたのはなんと亡くなった次男の嫁だったそうです。
今回の各グループでの発表でも次男の嫁の話は確か出てきませんでしたし、私も次男の嫁については関係ないだろうと除外していました。
Aさんやその家族の問題を何とか解決したいと思い、可能性がある関係者に根気よく呼びかけられたのだろうと思います。
作成者の強い気持ちが伝わってきました。

また、今回の事例はかなり前のもので、まだ福祉と弁護士との連携というのを考えつかなかった時だったとのことで、
この時に弁護士に相談できる環境があればよかったのにというお話もされていました。
私は今回の勉強会で福祉関係者と弁護士の連携関係の大切さを改めて感じることができました。

今回もたくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。
次回の福祉勉強会は2019年9月6日(金)の開催予定です。
次回もたくさんのご参加をよろしくお願い致します。

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