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長崎県内の人口の推移について

1.はじめに
 近年,全国的に人口が減少傾向となっており,九州でも,福岡県を除けば,各県において減少傾向にあります。長崎県でも,減少傾向となっています。 
 そして,全国的に人口減少とともに高齢化も問題となっており,佐世保や長崎でも,高齢化に伴う諸問題が発生しています。
 具体的には,法律問題としては,高齢者の消費者被害や成年後見等に関する問題などがあります。また,地域社会の問題としては,地域全体の人口が減少して高齢化してしまうことにより,若い世代が地域に定着することが困難となってしまうという問題があります。
 そこで,当事務所では,佐世保や長崎の高齢者に関する諸問題に力を入れて取り組んでおおります。また,佐世保や長崎の若い世代が地域に定着できるように,起業支援や経営支援などにも力を入れております。
 このような事情から,当事務所では長崎の人口の推移に重大な関心を抱いています。
 そこで,今回は,平成20年の人口と平成25年の人口を比較することにより,長崎県内における人口の推移について書いてみたいと思います。

3.平成20年の人口
(1)長崎県全体の人口
 長崎県の統計(平成20年10月1日現在)によると,平成20年における長崎県全体の人口は,合計144万1451人でした。
(2)市町別の人口
 長崎県内の市町(23市町)別の人口は,以下の通りでした。
 長崎市44万5822人,佐世保市25万2904人,島原市4万8512人,諫早市14万1866人,大村市8万9683人,平戸市3万6043人,松浦市2万5639人,対馬市3万5508人,壱岐市2万9898人,五島市4万1729人,西海市3万2227人,雲仙市4万8152人,南島原市5万1615人,長与町4万2234人,時津町3万0010人,東彼杵町9240人,川棚町1万4804人,波佐見町1万5039人,小値賀町2922人,江迎町5867人,鹿町町5146人,佐々町1万3600人,新上五島町2万2991人。 。。.,..
※江迎町と鹿町町については,平成22年に佐世保市へ編入合併

2.平成25年の人口
(1)長崎県全体の人口
 長崎県の統計(平成25年10月1日現在)によると,平成25年における長崎県全体の人口は,合計139万6461人でした。
(2)市町別の人口
 長崎県内の市町(21市町)別の人口は,以下の通りでした。
 長崎市43万6029人,佐世保市25万6776人,島原市4万6389人,諫早市13万8937人,大村市9万2091人,平戸市3万2945人,松浦市2万3997人,対馬市3万2441人,壱岐市2万6952人,五島市3万8640人,西海市2万9764人,雲仙市4万5428人,南島原市4万8098人,長与町4万2300人,時津町3万0114人,東彼杵町8524人,川棚町1万4241人,波佐見町1万5017人,小値賀町2669人,佐々町1万3514人,新上五島町2万0625人。


4.まとめ
 このように,平成20年と平成25年の人口を比較してみると,長崎県全体の人口は約4万5000人も減少していることが分かります。
 次に,各市町の人口についても見てみると,大村市だけは人口が増加しています。
   しかしながら,大村市以外の市町(長崎市佐世保市,島原市,諫早市,平戸市,松浦市,対馬市,壱岐市,五島市,西海市,雲仙市,南島原市,長与町,時津町,東彼杵町,川棚町,波佐見町,小値賀町,佐々町,新上五島町)については,全て人口が減少していることが分かります。
  なお,佐世保市については,人口が増加しているようにも見えますが,平成22年に江迎町と鹿町町が佐世保市に合併併合されたことを考えると,やはり人口が減少したということになりそうです。
 

長崎・佐世保の弁護士
竹口・堀法律事務所 


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