平成30年(2018年)9月22日,福岡県弁護士会にて,九弁連シンポジウムとして,「日弁連第61回人権擁護大会プレシンポジウム 多文化共生社会の確立・醸成に向けて ~中国残留帰国者の現状を教訓として~」が開催されました。
	 このシンポジウムのプログラムは下記のとおりであり,多文化共生社会という視点を前提として,いわゆる中国残留帰国者に関する問題を取り扱いました。
	 中国残留帰国者については,すでに立法的な措置が取られてはいますが,中国残留帰国者2世を中心に,まだまだ多くの問題が残されており,今後も継続した取り組みが必要です。
当事務所からは,九州弁護士会連合会人権擁護委員会の委員長として,竹口将太弁護士がこのシンポジウムに参加し,主催者としての閉会挨拶をつとめました。
	
	    記
◆開会(13時)
	◆開会挨拶
	 市丸信敏(九州弁護士会連合会理事長)
	◆基調報告
	 「中国帰国者2世問題の概要と九州における取り組みの状況」
	 中原昌孝(九州弁護士会連合会人権擁護委員会委員)
	◆基調講演
	 「中国残留日本人二世として,人間らしく生きるために ~支援法から取り残された中国帰国者たち~」
	 浅野慎一(神戸大学大学院教授)
	◆帰国者の声
	 小島北天(九州地区中国帰国者2世の会連絡会会長)
	◆パネルディスカッション
	 コーディネーター:後藤富和(九州弁護士会連合会人権擁護委員会委員)
	 パネリスト
	  浅野慎一
	  星野信(日本中国友好協会福岡県連合会事務局長)
	  米倉洋子(中国「残留孤児」国家賠償訴訟弁護団全国連絡会弁護士)
	  岩橋英世(九州弁護士会連合会人権擁護委員会副委員長)
	◆閉会挨拶
	 竹口将太(九州弁護士会連合会人権擁護委員会委員長)
以上