法律事務所のブログでは珍しいテーマかもしれませんが、今回は「再生医療」にまつわるお話です

日々、さまざまなご相談をお受けする中で、
私たち事務局もそれぞれの人生や価値観を抱えながら業務に向き合っています

その一つの例として、当事務所の事務局スタッフが実際に経験した病気と、
そこから感じた「医療と希望」についてお届けしたいと思います

約10年ほど前に仕事中に「若年性黄斑変性症」を発症しました

初めは印鑑が二重に見える程度で気づかず、数日経っても治らなかったため受診したところ、
黄斑という視力の中心を担う部分に異常が見つかりました

治療によって進行は止まりましたが、左目の中心部には今も歪んで見える部分が残っています

日常生活に大きな支障はないものの、「もし見えなくなったら」と不安を感じることもありました

そんな時、テレビで「iPS細胞の研究」を知りました

iPS細胞(人工多能性幹細胞)は、皮膚などの体の細胞に特定の遺伝子を導入することで、
神経・心筋・網膜など、さまざまな細胞に変化できる“万能細胞”です

この技術を用いて、失われた組織を再生したり、病気の原因を調べたり、
新しい薬の効果を安全に確認する研究が進められています

特に、このような病気の目の疾患では、iPS細胞から作った網膜の細胞を移植して視力の回復を目指す臨床研究も始まっており、
再生医療の可能性が現実のものになりつつあります

こうした取り組みを知り、病気で悩む多くの方々に希望を届けるために、
自分にできる形で応援を続けたいと強く思うようになりました

いつか、誰かの病気を治す日が本当に訪れることを信じて

これからも、iPS細胞研究に携わる研究者の皆さまの挑戦を心から応援していきたいと思っています

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