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トピックス 2016年7月アーカイブ

顧問としての弁護士の役割

1 顧問弁護士(かかりつけ弁護士)とは

 当事務所では,企業ないし個人の顧問弁護士(もしくは「かかりつけ弁護士」)としての業務も行っているところ,近年,顧問弁護士のニーズが高まっているので,顧問弁護士(かかりつけ弁護士)としての弁護士の役割についてご紹介したいと思います。

 顧問弁護士(かかりつけ弁護士)としての弁護士の役割は様々ですが,長崎県佐世保市では,例えば以下のようなケースがあります。
 

2 企業(会社)の場合

 第1に,当該企業(会社)の顧問として業務をしている中で,当該企業と従業員との間で労働問題に関する紛争が発生することがあります。そのような場合には,就業規則その他の書類の作成や見直し等を行う等の業務を行うことがあります。

 第2に,企業の従業員が横領などを行い刑事事件が発生する場合があります。そのような場合には,今後そのようなことが起こらないように,コンプライアンスに関する環境作り(体制の構築等)に協力することがあります。

 第3に,企業の従業員が法的素養を備えるために,当該企業の従業員に対してセミナーや研修会を行うこと等があります。その場合,当該企業が取り扱っている分野で発生しやすい法律問題に関する事柄等を扱います(例えば,不動産業者であれば不動産問題,損害保険会社であれば交通事故に関する諸問題等,医療機関であれば患者等からのクレーム等に関する対応の仕方等。なお,当該企業が取り扱っている分野とは全く関係ない例えば離婚問題等の研修を行うこともあります。)。

 それ以外にも,状況に応じた対応を行っております。


3 個人の場合

 上記はいずれも主に企業(会社)を念頭に置いたものですが,当事務所では,個人の顧問弁護士(かかりつけ弁護士)をお引き受けすることもあります。
 個人の場合,ご協力させていただく内容は多種多様ですが,例えば定期的なアドバイスやお手伝いをしてほしいというご希望がある場合などがあります。
 具体的には,面会交流に関するものや離婚後の調整に関するもの,高齢者問題に関するもの等です。


4 顧問料について

 当事務所の弁護士が顧問(かかりつけ)として業務を行う場合の顧問料については,案件ごとに決定させていただきますが,例えば企業(会社)であれば月額1万円から5万円程度,個人(かかりつけ弁護士)であれば数千円~1万円程度が目安となります。


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